医療法人社団 八葉会
レーベンハウス
( 介護老人保健施設 )
高齢化が進む昨今、介護・医療・リハビリに関わる仕事の需要は増え続けていて、どんな職場を選ぶべきか悩んでしまう方も多いはず。足立区西新井にある老健「レーベンハウス」は、施設内・敷地内も含め近隣に運営母体の「医療法人 八葉会」の関連施設が集まっていて、高齢者を地域で支える仕組みを学べる環境とのこと。「実働7時間」という働きやすさも整っているそうなので、さっそく見学に行って働く魅力を見てきます!
- 形 態
- 介護老人保健施設
- 所在地
- 東京都足立区/江北駅
- 定 員
- 入所定員100名 ショートステイ定員30名 通所者定員60名
玄関
「レーベンハウス」へのアクセスは、日暮里・舎人ライナー「江北駅」から徒歩約3分。施設の目の前には、「阿弥陀橋」バス停があり、「西新井駅」「王子駅」「池袋駅」などからバスで通勤する方も多いそう。玄関で迎えてくれたのは、介護スタッフさん(写真右)とリハビリスタッフさん(写真左)。介護スタッフは無資格・未経験者も大歓迎で、働きながら資格取得に挑戦できるので、6割以上の方が介護福祉士の資格を有しているとのこと。
玄関ロビー
まずは、運営母体の「医療法人 八葉会」のパンフレットを見せていただきました。近隣にグループ施設が集まっているそうですね。「ええ。精神科病院の『大石記念病院』が隣接しているほか、施設内に地域包括支援センターと居宅介護支援事業所が併設されています。また、徒歩圏内に訪問看護ステーションや指定居宅サービス事業所・指定介護予防サービス事業所などもあり、密に連携しているんですよ」。
受付窓口
「2023年に就任した事務長は、以前は現場でケアマネージャーとして働いていたんです」と、紹介していただきました。事務長として大切にしていることは何ですか?「利用者様に質の高いケアを提供するためには、働きやすい環境を整えることが何よりも大切だと考えているので、有休取得の推進などを積極的に行うようにしています。また、経験の浅い方でも安心して成長できるよう、資格取得支援や教育面にも力を注いでいます」と、事務長。
入所フロア
入所フロアで、実務者研修を受講中の介護スタッフさん(写真右から2人目)が働いていました。「資格取得支援として、取得にかかる費用を10万円まで施設が負担してくれます。費用は10万円以内に収まることがほとんどなので、全額負担に近いです。研修日を考慮してのシフト組みもしてくれるので、無資格・未経験から入職して実務者研修を受講しているスタッフや、介護福祉士の資格を取得したスタッフが多くいますよ」。
入所フロアのスタッフステーション
入所フロアのスタッフステーションでは、看護師さんが働いていました。「看護部は、非常勤スタッフを合わせて約12名体制で(2024年4月)、利用者様の医療依存度が年々高まっているので、増員して体制強化を図っています。介護施設での仕事が初めての方も大歓迎で、経管栄養・喀痰吸引・点滴などの医療処置に携わる機会が多いので、病院での経験を活かして働けます」と、看護師さん。
居室
居室を覗くと、介護スタッフの新人さんへの指導が行われていました。「入職後は業務に慣れるまで教育担当の先輩がついて、こんなふうにマンツーマンのOJTを行っています。また、入職した年の6月には『新入職者研修』があり、その後は定期的に各委員会による勉強会が開催され、外部研修にも積極的に参加できるので、スキルアップが実現できます」と、介護スタッフさん。
リハビリテーション室
つづいて、リハビリテーション室を案内していただきました。広くて開放的な空間ですね。「ええ、快適にリハビリに取り組んでいただけるように、余裕のあるスペースを確保し、各種訓練設備・機器を充実させています。リハビリスタッフは、こちらでの入所者様へのリハビリに加えて、通所リハビリと訪問リハビリにも対応し、介護予防や退所後のサポートにも取り組んでいるんですよ」。
リハビリテーション室
つづいて、子育て中のパパさんを紹介していただきました。子育てとの両立は可能ですか?「はい。当施設には子育て中のスタッフが多くいるので、子どもの学校行事や急な体調不良による早退・お休みに理解があります。子の看護休暇も取得しやすいですし、子どもが小さいうちは日勤常勤・時短勤務・パート勤務などを選択できるので、無理なく子育てと両立できます」と、パパさん。男性の育休取得率も高いんだとか。
入所フロア
入所フロアに戻ると、多職種の皆さんが集まってくれました。働きやすさはどうですか?「職種を超えたチームワークが抜群で、とても働きやすい職場です。みんなで助け合いながら業務に取り組んでいるので、残業はほぼなく、ワークライフバランスを大切にできます。また、日勤は8時45分から17時までで、実働7時間であることも魅力で、年齢を重ねても続けられる職場だなと感じています」と、皆さん。
屋上
屋上から、周辺の景色を見せていただきました。「立地環境も大きな魅力で、駅やバス停が近いだけでなく、徒歩圏内にスーパーの数が多く、ホームセンターやドラッグストアなどもあり、仕事帰りのお買い物にとても便利なんです。都内にしては比較的家賃相場も安く利便性も良いことから、当施設への入職を機に近隣に引っ越すスタッフもいます」。
職員食堂
最後は、お2人がお気に入りの職員食堂へ。明るくてすてきな空間ですね。「施設内は福祉の先進国・北欧風のデザインで統一されていて、職員食堂は北欧の街並みを再現しています。法人合同の福利厚生なので、大石記念病院やグループ施設のスタッフも多く利用していて、美味しい手作りランチは1食300円とリーズナブルで大人気なんですよ」。魅力的な福利厚生ですね。今日はありがとうございました。
帰り道
――おつかれさまでした。高齢者を地域で支える仕組みを学べる老健、いかがでしたか?
- 運営母体の「医療法人社団 八葉会」の施設が近隣に集まっていて、施設間の密な連携体制を活かして、地域の高齢者の安心・安全な生活を支えていました。併設された「地域包括支援センター」「居宅介護支援事業所」からは、利用者様の紹介があり、隣接の「大石記念病院」との連携も手厚いようです。
――働きやすさはどうでしたか?
- とても働きやすい環境が整っていて、どの部署にも家庭を持つスタッフがたくさん活躍していました。日勤は実働7時間で、残業はほとんどなく、休みの希望も通りやすいので、結婚・出産後も働き続ける方が多く、産休・育休後の職場復帰率はほぼ100%なんだとか。
――では、ここはちょっと、というところは?
- 事務長さんとしては、コロナ禍の影響でスタッフが外部研修へあまり参加できていなかったので、今年度からは積極的に参加を推進していきたいとのことでした。教育や資格取得支援により力を注ぎ、経験の浅い新人さんが一人前に育つ環境を整えているそうです。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします。
- リフレッシュやプライベートの充実のために、どの部署でも有休を気兼ねなく取得できる環境を整えているとのこと。そのため、月1~2回は有休を取る方が大半で、消化率がとても高かったです。
他職種やグループ施設と連携し、地域の高齢者の暮らしを支えていきたい方
ワークライフバランスを大切にできる職場で、長く働き続けたい方